体調を崩しやすい季節の変わり目に!ヨガポーズで自律神経を整えよう!
季節の変わり目は、気温や気圧が不安定になる時期。
この時期になると、
なぜか頭痛や倦怠感に悩むという方も多いのではないでしょうか?
なぜ季節の変わり目に体調を崩しやすくなるかというと、
寒暖差や気圧の変化によって体がストレスを感じ、
それにより自律神経が乱れるから。
つまり自律神経が整うようにケアをすれば、
ある程度の不調を防ぐことができます。
今回は自律神経を整えるヨガポーズをご紹介しますので、
夜寝る前などリラックスタイムに取り入れてみてくださいね。
目次
呼吸を意識して自律神経を整える!「スフィンクスのポーズ」
自律神経を整えるポイントの一つが「呼吸」。
息を吸うと交感神経が活発になり、
息を吐くと副交感神経が優位になると言われています。
つまり、息を吸う長さと吐く長さを整えると
自律神経のバランスも良くなるのです!
そのためには胸を開いて、呼吸を深めることが重要。
「スフィンクスのポーズ」で呼吸の量を増やしましょう♪
やり方
①マットにうつ伏せで寝る。足は腰幅に開く。
②肩の真下に肘がくるように床に肘をつき、上半身を持ち上げる。
③足幅が変わらないように内ももに力を入れながら、
両手でマットを押して胸を高く持ち上げる。
④目線を天井に移し、深い呼吸を数回繰り返す。
⑤ゆっくりと元の姿勢に戻る。
効果
・呼吸量アップ
・自律神経を整える
・姿勢改善
胸を開いて呼吸量アップ!肩こり解消にも効果的「猫の伸びのポーズ」
「猫の伸びのポーズ」も、
胸を大きく開いて呼吸の量を増やすことができるポーズの一つ。
肩甲骨付近に呼吸を巡らせるようなイメージで
たっぷりと息を吸い、息を吐くときは
体が床に沈んでいくようなイメージを持ちましょう。
肩や肩甲骨など胸付近がほぐれ、呼吸が深まりますよ。
姿勢改善や肩こり解消にも効果的なので、
上半身が凝り固まってる方はぜひ取り入れてみてくださいね!
やり方
①肩の真下に手首、
股関節の真下に膝がくるように四つん這いになる。
②息を吐きながら両手を前に歩かせ、
胸かおでこを床につける。
③肩甲骨へ酸素を送るようなイメージで深く息を吸う。
④吐脇の下や上半身を床に沈めるようなイメージで深く息を吐く。
⑤③〜④を数回繰り返す。
⑥息を吐きながら四つん這いに戻る。
効果
・呼吸量アップ
・自律神経を整える
・肩こり解消
・姿勢改善
・内臓機能の活性化
「ツイストのポーズ」で背骨の歪みを整えて自律神経の伝達をスムーズにする
「背骨」も自律神経を整える重要なポイント。
自律神経は背骨を通っているため、
背骨の歪みが取れることで
自律神経の伝達がスムーズになるのです!
まずはツイストして凝り固まった背面の筋肉をほぐし、
背骨の位置を整えましょう。
姿勢の改善や内臓機能の活性化など、
続けることで他の効果も現れてきますよ♪
やり方
①マットにあぐらで座り、右膝を立てる。
②右足の下を通すようにしながら、
左かかとを右のお尻の近くに移動させる。
③息を吸いながら左手を高く持ち上げ、
背骨をまっすぐ伸ばす。
④息を吐きながら左手を右膝の外側におろし、
おへそから大きくツイストする。右肩を後ろに引くのがポイント。
⑤数呼吸キープしたらゆっくりと①の姿勢に戻り、
足を組み替えて反対側も同様に行う。
効果
・背骨の歪み解消
・自律神経を整える
・内臓機能の活性化
・姿勢改善
姿勢改善、呼吸量アップと合わせて美しいウエストラインも!「扇のポーズ」
体を大きく側屈させる「扇のポーズ」も、
背骨の歪みを解消するのに効果的です。
胸や体側が大きく伸びるので、
呼吸量を増やす効果もありますよ^^
ストレッチ感を感じているわき腹に
酸素を送るようなイメージで深く呼吸を繰り返してみましょう。
姿勢改善効果がある他、
ウエストのシェイプアップや内臓下垂の防止にも役立ちます♪
やり方
①マットにあぐらで座る。
②左足を外側に開き、つま先を天井に向ける。
右足はかかとを恥骨へ引き寄せる。
③息を吸いながら右手を上げ、吐く息に合わせて上体を倒す。
④体が前傾しないよう目線は天井へと送り、数呼吸キープ。
⑤元の姿勢に戻ったら足を入れ替えて反対側も同様に行う。
効果
・背骨の歪み解消
・自律神経を整える
・ウエストのシェイプアップ
・姿勢改善
百会のツボを刺激して自律神経を整える&眼精疲労も解消できる「うさぎのポーズ」
頭頂にある「百会」というツボには、
自律神経を整える効果があると言われています。
「うさぎのポーズ」なら床を使って百会を刺激することができますよ。
ついでに肩こりや眼精疲労も解消できるので一石二鳥♪
デスクワーカーさんには特にオススメのポーズの一つです。
やり方
①マットに正座で座る。
②床におでこ&両手をつける。
③息を吐きながらお尻を持ち上げ、
頭頂がマットに着くようにする。
④ポーズが安定していたら床から手を離し、
背中側で指を絡ませる。
⑤息を吐きながら手を前方へとひっぱり、数呼吸キープ。
⑥両手を床に着いたらゆっくりとお尻をおろし、
そのまま数呼吸安静にする。
効果
・自律神経を整える
・肩こり解消
・眼精疲労の緩和
まとめ
以上、季節の変わり目にオススメのヨガポーズをご紹介しました!
自律神経は意外と乱れやすいもの。
気候の変化はもちろん、
日常生活のちょっとした不安や苛立ちも大きく作用します。
季節の変わり目だけでなく日々自律神経をケアしてみてくださいね。
心身ともに落ち着き、穏やかな毎日を過ごすことができますよ^^