冬本番間近!ヨガで冷え改善

いよいよ、冬が近づいてきました。みなさん、冷え対策は大丈夫ですか?コタツや、暖房器具で暖まるのも良いことですが、それだけでは寒さが追い払えない時ってありますよね。そんな時にはヨガをして、冷えにくい身体を作りましょう。また、こちらでヨガポーズ記事の人気ランキングを掲載していますので是非チェックしてみてください!

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なぜ、ヨガで冷えを改善できるのか

冷えの原因としてあげられるのは、まずは、自律神経の乱れです。ストレスや不規則な生活などで自律神経は乱れてしまうのですが、そうしますと、人間に本来そなわっている体温調節機能がうまく働かなくなります。そのため、冷えやすい身体になってしまうこともあるのです。また、筋肉量が少ないことも冷えの原因となります。筋肉が伸び縮みすることで熱が作られるのですが、そもそもの筋肉量が少ないと、熱をたくさん作れません。そのため、冷えやすい身体になってしまいます。熱を運ぶのは血液です。貧血や低血圧により、血液循環が滞りがちになると冷えやすくなってしまいます。ところで、ヨガは、この冷えの三大原因を全ておぎなってくれるのです。まず、ヨガの呼吸法により、乱れた自律神経を整えることができます。

次に、ヨガで様々なポーズをとって筋肉を収集させることで、
熱を作りだすことができますから、身体が暖かくなります。さらにヨガで筋肉量を増やすことで冷えにくい身体を作ることができます。そして、筋肉を伸び縮みさせることで、血液循環を促進できます。血液がよく流れるようになりますと、身体のすみずみまで、熱が運ばれます。ですから、冷えを改善できますね。このように、ヨガは冷えに悩む人の強い味方になるわけです。それでは、具体的に冷え改善により効果的なヨガのポーズをご紹介していきましょう。

魚のポーズ

魚のポーズは腎臓を刺激するポーズです。腎臓は血液を浄化する場所なのですが、この魚のポーズをすることで、血液が浄化されやすくなり、サラサラの流れやすい血液になります。そうしますと、身体のすみずみまで、血液がめぐり、熱が運ばれます。そのため、冷えを改善効果が期待できるのです。
また、肋骨を開きますので、呼吸量が増え、風邪や喘息などの予防効果もあります。また身体をそらせることで胸が開きますと、積極的な気持ちになれます。ふさいだ気持ちの時にもぜひ行ってみましょう。

それでは、ポーズの取り方を説明していきます。
① 両方の脚を伸ばして座りましょう。つまさきを天井に向け、背筋を伸ばします。
② 親指を軽くにぎります。
③ 息を吐きながら、右のひじを床につけます。
④ 息を吸い、もう一度息を吐きながら、左のひじも床につけます。
⑤ 息を吸い、また吐きながら、頭頂部を床につけます。ひじをぐっと体のそばに寄せます。
⑥ 深く呼吸しながら、10秒ほどキープします。
⑦ 静かに、仰向けの姿勢になりましょう。これで、おしまいです。

ただし、首を痛めている方や血圧の高い方は、このポーズは控えましょう。

スキのポーズ

魚のポーズの後に、このスキのポーズを行うとよいでしょう。スキのポーズでは体を逆さまにするのですが、体を逆さまにすることが、冷え改善に非常に効果があります。
私達の内臓はいつも同じ正しい位置にきちんととどまってくれているわけではありません。
内臓は下がってしまったりもするのです。これが内蔵下垂と呼ばれる現象ですが、内蔵下垂の方は、内臓と内臓の間が狭いので、血液循環が悪くなってしまい、冷えやすくなってしまうのです。ですから、スキのポーズで内蔵下垂を改善し、冷えにくい身体を作りましょう。
また、このポーズは、頭痛、肩こり、目の疲れ、歯ぎしり、腰痛予防にも効果がありますから、ぜひ行ってみましょう。

では、ポ―ズの取り方を説明します。
① 仰向けになります。かかとを外につきだし、ひざの裏を伸ばしましょう。
② 手を床につけ、身体のそばにおきます。
③ 息を吐きながら、両脚を45度に上げましょう。腹筋が震えるのを感じながら、この状態を10秒間キープします。
④ 息を吸い、また吐きながら、両脚を90度に上げましょう。
⑤ 息を吐きながら、腰を持ち上げて、両脚が床と平行になる高さで止まります。腰が上がりにくい時には、手で支えるなどしてもいいでしょう。
⑥ 息を吐きながら、つまさきを、頭の先の床に近付けます。そのまま、10秒間キープしましょう。
⑦ 息を吸い吐きながら、腹筋を使い、ゆっくりと腰を床におろします。
⑧ 腹筋を使い、両脚をゆっくりと床までおろします。
⑨ 脱力して、このポーズはおしまいです。

このポーズも首を痛めている方や、高血圧の方は控えましょう。

前屈のポーズ

前屈のポーズをすることで、裏ももとふくらはぎをググググーッとよく伸ばすことができます。脚の裏側の筋肉をよく伸ばすことで冷えを改善することができます。特に下半身の冷え改善に非常に効果的ですので、脚の冷えに悩んでいるという方は、ぜひ行いましょう。裏筋肉全体も伸ばすことで、老化防止、腰痛改善、目の疲れなどの効果も上がります。

では、ポーズの取り方の説明をしていきます。
① 両脚を伸ばして座ります。かかとは外につきだしましょう。背筋を伸ばします。
② 息を吸い吐きながら、足の親指をつかみます。この時、手のひらを天井の方に向け、逆手で、足の指をつかむようにしてください。
③ 息を吸い、深くゆっくりと吐きながら、ひじを床に近づけていきます。この時、ひざの裏が曲がらないように注意をしましょう。
④ 息を吐きながら、前屈します。お腹を太ももに近付けるイメージで、前屈をしましょう。
⑤ 10秒間キープしたら、ゆっくりと戻ります。これで、このポーズはおしまいです。

まとめ

冷え改善ポーズをいくつかご紹介しましたが、いかがでしたか。このポーズだけでなく、様々なポーズに挑戦することで冷えにくい身体に改善していくことができます。もし、ヨガに興味が出たという方は、ぜひ、お近くのヨガスタジオで、ヨガを体験してみましょう。ヨガをはじめることで、冷え改善だけでなく、痩せ効果や、美肌効果、あらゆる健康増進効果を見込めますので、オススメですよ。

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