産婦人科専門医が解説!Gスポットの感度を高める方法とセックスをする上で大切な事とは?後編
オーガズムを感じやすくするために知っておきたい!セックスをする上で大切な事と、Gスポットの感度を高める方法について産婦人科専門医で医学博士、東邦大学医療センター大橋病院・産婦人科在籍の高橋怜奈医師にインタービューでお話を伺いました。
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目次
■膣ヒアルロン酸の効果にはどんなものがありますか?
膣にヒアルロン酸を入れることで膣内をふっくらさせることが出来ます。性交渉での密着感が足りない人、膣に空気が入って漏れてしまう人、お産後の入浴でお湯が漏れる人などの膣の緩みに効果的です。Gスポットにヒアルロン酸を入れる施術のGショットの場合、Gスポットが刺激されやすくなるので、性交渉時の女性側の満足度が高まります。男性側も膣が狭くなることで密着度が上がり、満足度が高まります。
■ヒアルロン酸の他に膣を狭くしたり引き締める方法はありますか?
膣縮小術、膣レーザー、膣ハイフなどがあります。膣縮小術は膣内の粘膜を切り、巾着のように縫い合わせる施術方法です。膣に脂肪を注入する方法もあります。膣ハイフ、膣レーザーは引き締めの効果があり、経膣エコーのような棒状の機器を膣に挿入し、施術をします。
■施術後、性交渉はいつからできますか?
膣縮小術は約1カ月後から、膣ヒアルロン酸は1週間後から、膣レーザー、膣ハイフは翌日から可能な事が多いです。※医療機関によって異なります。
■施術が可能なタイミングと、できないタイミングは?
施術はいつでも大丈夫ですが、生理中を避けて施術を受けることが望ましいです。
■施術について
外陰部や膣内に異常がないか診察をします。その後、麻酔を使用して、施術を行います(施術やプラン、医療機関によって麻酔の種類は異なります)。膣縮小術の場合は主に静脈麻酔を使用して寝た状態で手術を行います。膣ヒアルロン酸の場合は麻酔を使用する場合、キシロカインゼリーをしみこませたタンポンを膣内に入れる局所麻酔、笑気麻酔、静脈麻酔を使用することがあります。膣ハイフや膣レーザーは麻酔なしで行うことが多いですが、不安が強い場合などは麻酔をして受けることも可能です。
・膣ヒアルロン酸の持続期間
個人差はありますが1年~1年半程度です。
・膣ヒアルロン酸の種類
顔のプチ整形で使用するヒアルロン酸よりも、粒子が大きく硬めのヒアルロン酸を使用します。
・膣ヒアルロン酸の価格はどのくらいですか?
部位や量にもよりますが10万円から30万円が相場です。
・膣ヒアルロン酸でセックスレスは解消できますか?
セックスレスは、パートナーとの関係性にもよると思いますが、膣ヒアルロン酸をマンネリ解消の一つの選択肢として考えてみるのもいいと思います。
■高橋怜奈先生について
産婦人科専門医、医学博士。
東邦大学医療センター大橋病院・産婦人科在籍。2016年6月にボクシングのプロテストに合格。
Twitter、YouTube、TikTokでも医療情報の発信を行っている。
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