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本格的な冬到来! 医学博士が教える、今からできる冬のカラダの「冷え対策」その2

今年ももうあと数日を残すのみとなりました。12月から1月、2月と、さらに気温が下がる日が続きます。寒い日が続くと、どうしても運動不足になったり体の冷えから体調を崩しやすくなってしまいます。冷えや体温の低下は、肌荒れやむくみ、便秘や下痢といったお腹の症状、また肩こりや腰痛など慢性化しやすい不調、さらには生理痛が出てしまう方もいるそう。
前回の記事では、産婦人科の専門医で医学博士の高橋怜奈医師に、医学の観点から「冷え対策」のお話を伺いました。今回は、カラダの冷えに対してもう少し踏み込んだお話を聞いてきました。

前回の高橋玲奈先生の記事

1、寒い冬の季節に心がけたいこと

編集部:寒い季節だからこそ、心がけた方がいいことはありますか?

運動、ストレッチ、食事をしっかりとることです。冷えている時は特にお腹や腰などの体幹を温めると、温かい飲み物をのむなどがよいでしょう。

2、身体を温めるといいことが起きる

編集部:身体を温めると、どんな良いことがあるのですか?

血流がよくなってむくみにくくなったり、全身の血流がよくなって代謝があがります。

また冷えていたり血流が悪いと生理痛などの痛みを感じやすくなりますが、例えば軽い有酸素運動などをして血流をよくすることが痛みの軽減につながるという報告もあります。

冷えていることはつまり血流が悪くなっているということで、体にいろいろな影響がでます。女性に起こりやすい便秘も血流がわるいとより悪化しやすいです。逆に血流をよくしていると便秘解消などにつながることも多いです。

3、血行が良くなる食べ物

編集部:身体が温まり、血行が良くなる食べ物、食べ方はありますか?

しょうが、にんにく、玉ねぎなどは体をあたためる効果があります。地下(地中)で育つものは体を温めるといわれています。にんじん、カボチャ、レンコンなどもよいでしょう。

特にスープや鍋にすると具や汁が温かいまま内臓に届くので、内臓の働きも活発になり、血行がよくなり温まります。

4、冷えの改善は、美容効果も期待できる?

編集部:美容にも良いことがありそうですね?

体が温まっているということは全身に血流がしっかりいきわたっていることにつながります。

顔にも細かい血管があり、そこに血流がいきわたらないと小じわやたるみの原因になったります。

また血流が悪い事でむくみや便秘にもつながるので、冷えを改善する、つまり血流をよくすることが健康や美容にもつながります。

また冷えていると交感神経が優位に働きなかなか寝付きにくくなり、睡眠がとれないと血流も悪くなり冷えて、という悪循環にもつながります。日ごろから運動やストレッチをしたり体を温める習慣を身に着けることがとても大事です。

5、医師がやっている「健康の秘訣」は?

編集部:先生がやっていることはありますか?

元々むくみやすい体質なので、下半身の筋トレをしたり、よく歩いたりすることで血流をよくして冷えないようにしています。ヒールをはくと足先が固定されて冷えてしまうので、基本的にはスニーカーをはいて、身軽に歩けるようにしています。

またデスクワーク中に足が冷たいと感じるときは、足首をよく動かします。そうするとふくらはぎに筋肉が動いて、ポンプ機能として働き血流がよくなり、あたたまります。

着圧ソックスをはくことでむくみにくくなり冷え対策にもなっています。

高橋玲奈先生、今回もありがとうございました。

これからさらに寒くなることが予想されます。食べ物や着る物の、ちょっとした工夫でできる冬の寒さ対策で、健康的に冬を乗り切っていきましょう。

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