まだ歩いたり話したりできないベビーとの触れ合いタイム、どのように過ごしていますか？絵本を読んだりおもちゃで遊んだり、だんだんと遊びの内容もマンネリ化してきてしまいますよね。
そんな方に是非試してもらいたいのがベビーヨガです。ベビーヨガとは、赤ちゃんと一緒にスキンシップをとりながら親子で楽しめるエクササイズのことです。
本記事ではベビーヨガがもたらすメリットについて解説いたします。ベビーヨガは赤ちゃんとママの心身に様々な嬉しい効果をもたらし、また親子の絆を深めるのに役立ちます。 是非この機会にベビーヨガを始めてみてはいかがでしょうか。
目次
ベビーヨガとは
ベビーヨガとは、赤ちゃんと一緒にできるヨガのことです。
「ヨガ」と聞くと難しそう、と身構えてしまう方もいるかもしれませんが、親子でのスキンシップが一番の目的なため、特別難しいものではありません。赤ちゃんを抱えながらヨガのポーズをとったり、赤ちゃんの体に触れる中で親子の絆を深めます。
最近では、ヨガ教室だけでなく、産院や自治体の子育て支援の一貫として、ベビーヨガの講座が開かれることも多くなってきています。また動画などを見ながら、のんびり自宅で行うことも可能なので、生活スタイルに合わせてやりやすい方法を選択すると良いでしょう。
ベビーヨガによるメリット
では、ベビーヨガをすることによりどんなメリットがあるのでしょうか。
・リラックス効果
ママにとって赤ちゃんとの日々は幸せな反面、慣れない育児や睡眠不足の毎日に知らず知らずのうちにストレスが溜まってしまうこともあります。そんな時、ヨガの呼吸や動きで体をほぐすことで、ストレス発散になり、気持ちもリフレッシュできます。
また落ち着いて目の前の赤ちゃんと触れ合う時間を作ることにより、さらに愛情が深まることが実感できるでしょう。
赤ちゃんにとっても、大好きなママの手で優しく触れられることにより、情緒が安定し、リラックス効果があるとされています。
・赤ちゃんの発達を促す
ベビーヨガは赤ちゃん期に重要な様々な発達を促す効果もあります。
ママと一緒にポーズをとることで、筋力の発達やバランス感覚を養ったりと、運動機能の向上につながります。
またベビーヨガの中には赤ちゃんの体をマッサージするようなプログラムも多く含まれます。これにより赤ちゃんの五感が刺激され、脳や神経系の発達が促される効果があります。
そしてベビーヨガを通して適度に体を動かすことで、血行が良くなり免疫力を高め、風邪などを引きづらい体作りをすることができます。
・ママの産後ケア
赤ちゃんがいる生活で、ママはなかなか自分自身へのケアに時間を割くことが難しいのが現実です。しかし妊娠出産で緩んだ骨盤をそのままにしておくと、体の歪みの原因となり、腰痛や頭痛を引き起こす恐れがあります。
ベビーヨガで骨盤を正しい位置に戻すことで、体の不調が改善されたり、シェイプアップ効果も期待できます。
またベビーヨガの教室などに通うことで、月齢の近いママと話すことができたり、気分転換の良い機会となるでしょう。
ベビーヨガの注意点
ベビーヨガは、一般的に赤ちゃんの首が座る3〜4ヶ月頃から、赤ちゃんが歩き出す1歳半頃の時期に行うことができます。
ベビーヨガを行う際は、赤ちゃんもママも空腹時や食後（または授乳後）すぐは避け、落ち着いてできる時間帯を選びましょう。
この時期の赤ちゃんは、日によって機嫌が悪く一日グズグズしてしまうことも少なくありません。また産後間もない時期のため、ママの体調も不安定になりがちです。そのため、赤ちゃんとママの体調やその日の状況をよく見て、無理なく行うことが大切です。
まとめ
ベビーヨガは赤ちゃんとママの心身へ様々なメリットをもたらしてくれます。
忙しい毎日の中で、しっかり赤ちゃんと向き合う時間をとるのが難しい、と感じている方にこそベビーヨガはおすすめです。親子のスキンシップをとりながら、笑顔で過ごす時間が、赤ちゃんにとってもママにとってもかけがえのないひとときとなるでしょう。
子供の成長は嬉しい反面、あっという間に赤ちゃん期は過ぎてしまうものです。ベビーヨガを通して、今しかない赤ちゃんとの貴重な時間を存分に楽しんでくださいね。
